アルバイトとして家庭教師のノーバスを検討されている方もいらっしゃるでしょう。
「特に指導経験なんてないけど、未経験でも出来るだろうか」
「指導以外にもいろいろやらなきゃいけないことがあるの?」
「給料高そうだけどやっぱり大変なのかな?」
など、疑問に思うことも多いですよね。
結論から言うと、家庭教師のノーバスでのアルバイトはとってもおすすめ!
大学生時代にノーバスでアルバイトをした経験のある私がその実態をリアルにお伝えします。
この記事を読めば、家庭教師のメリットやデメリット、ノーバスの面接から採用後のサポート体制などが
すべてわかりますよ。
家庭教師ノーバスの時給、給料について
まずはお給料。一番気になるところです。
結論から言うと、ほかの家庭教師のアルバイトより少し高めの設定です。
エリアにもよりますが、私は関東圏の埼玉県で登録し、1コマ(90分)1500円でした。
比較していた別会社は1300円程度でした。
もちろん、電車、バスなどを利用して生徒さん宅まで行く場合の交通費も支給されるのでご安心ください。
HPには「昇給あり」と書かれていますので、頑張り次第でお給料UPも期待出来ますよ。
お給料は毎月締めて翌月に指定した銀行口座に振り込まれます。
家庭教師ノーバスの案件について
紹介方法(登録~生徒の紹介まで)
無事採用され、研修が完了した後、2週間も経たないうちに中学2年生の女生徒さんを紹介されました。
ノーバスの事務員さんから電話がかかってきたのです。そこで生徒さんのお住まいのエリアや性格、ご希望(見てほしい教科や曜日、時間、依頼したい先生の条件など)が伝えられ、引き受けたいと思ったので詳しく説明を聞くことに。
私はこの生徒さんで良いと感じ即決まったので、他の生徒さんの紹介はありませんでした。
家庭教師側から希望は出せる?
登録(面接)時に
- 希望指導科目、指導可能科目
- 苦手(指導不可)科目
- 受験生を見るのは可能か
- 学年の希望
- 通勤可能エリア
- 希望コマ数や曜日、時間
など自分の希望や指導適正、自己アピール等を記入するシートがあります。採用後もこの希望条件に見合った生徒さんを優先的に紹介してくれますし、希望に見合わない点があった場合は
「この点は希望と異なりますがどうでしょうか?」としっかりヒアリングしてくれます。
例えば私は”英語が希望指導科目でその他国語、社会も指導可能。でも、数学と理科はNG”という内容で登録していましたが、紹介された生徒さんは「英語と数学をセットで見て欲しい」というご希望でした。
不安はありましたが、指導テキストがあること、もしもの時のサポートがきちんと用意されていること、がわかりましたので引き受けました。実際、苦手とはいえ中学数学なら少し予習して臨めば教えられないということはありませんでしたよ。
家庭教師ノーバスの面接や研修について
選考は厳しめ!採用率20%前後とのデータも
ヒアリングシートの記入から始まり、学力テスト→面接と進みます。トータル2時間程度かかったと思います。学力テストは中高の基礎的な内容がほとんどでした。
面接ではヒアリングシートの内容に沿って、希望条件や指導経験の有無、家庭教師をしようと思った理由などが聞かれました。
終始和やかな雰囲気でしたが、指導適正や志望動機、コミュニケーション能力があるか、といった点は重視されているように感じました。
しっかりとした研修とフォローで初めてでも安心!
晴れて採用されると、マナー研修や指導の進め方、宿題の出し方、ご家族との接し方など手厚い研修があります。また、生徒さんが決まると生徒さんの性格から、得意科目・苦手科目、こういう風に教えて欲しい、など細かい情報も共有してもらえます。
ここまでしてもらえると安心ですよね。事前に伺っていた通り、生徒さんは”人見知り。でも、慣れるとものすごくしゃべります”という女の子。この情報をあらかじめ聞いていたので、初めての日は特に生徒さんを緊張させないように気を遣いました。
自己紹介を済ませた後、勉強とは一切関係のない軽い雑談をして、お互いを知るところから始めました。
家庭教師ノーバスの指導について
私は週1回、19:00~21:30の1コマを担当し、英語と数学を教えていました。ノーバスの指導テキストもあるのですが、私はほとんど使用していません。
「主に学校で使用するテキストと宿題を見て欲しい」との依頼だったためです。基本は生徒さんの学校のテキストメインに進め、私から生徒さんへ出す宿題用(+自分の予習用)にノーバスのテキストと問題集を使っていました。
家庭教師ノーバスの授業以外に行っていたこと
自分が苦手な数学に関しては、毎回指導範囲を予習して臨みました。これは必要ない人もいるかと思いますが、
「先生として生徒さんからの質問にしっかり受け答え出来るようになりたい!」
「ちょっと今回の指導範囲に自信がない」
という方は予習しておくとよいでしょう。備えあれば憂いなしですからね。
また、毎回授業後にその日の指導内容や生徒さんの様子などを報告書に記載し、ご家族の方にチェックを頂きます。(10分程度で書ける内容のものです)
私が担当した生徒さんのご家族はお人柄も良く、コミュニケーションで困るような経験はありませんでした。それでも、ご自宅に伺って大事なお子様の勉強を見る、というのは毎回緊張しました。
家庭教師のセンター本部のサポート体制について
指導を開始してからも、初めの1~2ヶ月は定期的にノーバスの事務員さんが
「状況いかがですか?」
「何か困っていることはないですか?」
と連絡をくれました。慣れた頃には連絡はほとんど来なくなりましたが、サポート面は非常に充実しています。
気軽に何でも話せるような雰囲気ですよ。
幸い私はこれといった困り事もなくやれていたので手助けしてもらった経験はないのですが、何かあったらすぐ相談出来るシステムになっているので安心でした。
まとめ【バイト経験者が語るアドバイス】
おすすめポイント
週1、1コマ~可能
ズバリこれです。なかなか週1でOKなアルバイトってないですよね。私は家庭教師と掛け持ちで別のアルバイトも始めたので、週1回の指導が良い気分転換にもなりました。もちろん、もっと入りたい方はどんどんコマ数増やせるのでご心配なく。家庭教師1本でバリバリやってる方もいらっしゃいましたよ。
多くのやりがいがある、人間としてレベルアップ出来る
自分が指導した生徒さんの成績が上がったり、宿題の正答率が増えたり。でもそれ以上に、生徒さんとだんだん仲良くなってきた時の方が嬉しかったですね。本当の妹のように見えてきますし、生徒さんも私をお姉さんのように慕っていろいろな話をしてくれるようになりました。
また、初対面の人に良い印象を与えられる立ち居振る舞いや話し方が身につく、相手に伝わりやすい、順序立てられた説明が出来るようになるなど、責任のある仕事ですが、それ故に自分にとってプラスになる要素も多いです。
おすすめできないポイント
自分の代わりがいない
当たり前ですが生徒さんにとってたった一人の先生ですから、体調不良や自分都合での休み、シフト変更は厳禁です。生徒さんのご都合で曜日の変更や休みになったことはありますが、自分マターでの休みが起きぬよう非常に気を遣っていました。
事前準備や毎回の報告書等を考慮すると給料は割りに合わないかも
一般的に「給料が良い」とのイメージを持たれている講師バイト(塾講師、家庭教師含む)ですが1コマ(90分)1500円ということは自給1000円程度なので、事前準備、責任の重さ等を加味するとそこまで高待遇ではないかもしれませんね。
家庭教師が初めての人でも安心か?
心配は無用です。私も初めてでしたがノーバスは研修もテキストもサポートも整っています。
ただ、勉強を人に教えられる基本的な学力や愛想の良さ、コミュニケーション能力はマスト。
基本的にこれが欠けている人はまず面接で受からないでしょう。
就活等で役立った点
- 立ち居振る舞いや身だしなみを意識する
- 自分の言葉でわかりやすく相手に伝える
- 状況に応じて接し方を工夫する
- 苦手を克服する、得意分野を伸ばす術を考える
これらは全て家庭教師に必要不可欠な要素ですが、就活でも、もっと言えば社会人になってからも大いに役立ちました。まず、第一印象で相手に良い印象を与える自信がつきました。人と話すことも元々好きだったのですが、会話の引き出しも豊富になった結果、就活面接に苦手意識は持ちませんでした。
そして、社会に出て上司に何か報告をするとき、後輩に指導する際にもわかりやすく端的に相手に伝える、状況に応じて接し方を変える、といったスキルが大活躍しています。振り返ってみると、やってよかったなと思えるアルバイトでした。
以上、経験者の目線から家庭教師ノーバスのアルバイトについて語ってきました。誰彼構わずおすすめ出来るアルバイトではないですが、長いスパンで考えるとメリットがたくさんあります。
家庭教師としての経験は必ず自分の糧になりますよ。
「家庭教師をはじめてみようかな」と真剣に考えているそこのあなた。
事前にしっかりリサーチし、この記事を最後まで読んでくれたあなたには十分素質があります。
一歩踏み出して、挑戦してみてくださいね!