家庭教師のバイトの実情をおしえてください！

基本的には２通りの形態があります。生徒の家庭で実施する対面授業と、Zoom等を利用したオンライン授業です。どちらにもメリット・デメリットがありますが、最近ではコロナ禍ということもありオンライン授業が増えてきているようです。

このオンライン授業について、教師側の最大のメリットは、何といっても自宅にいながらにして授業ができるということです。端末等の機材とオンライン授業を実施する技術があれば、移動時間がない分、より多くの生徒を担当することができ、授業の準備に時間をかけることもできます。そのためには、端末や通信機器等の機材を揃えなけれならず、また、オンライン授業を成立させるにはある程度の技術必要で、練習をしておく必要があります。

デメリットとしては、機器や通信状況の不調などにより、授業が中断する可能性が常にあるということです。よって、それらに対処できる対応力も求められます。

　授業時間は１時間または９０分という場合が多く、曜日、時間帯は家庭の希望により様々です。教師側の希望する曜日、時間帯と合致すれば契約へと進みます。報酬については、派遣会社によってかなりの差がありますが、多くは１時間あたり１５００～３０００円といったところでしょうか。

家庭教師のアルバイトの応募や面接の際に、あなたが「どの学年のどの教科を教えることができるのか？」を必ず訊かれますので、そこであなたの言う「指定」をすることができますよ。

さらに中学生でも１年生、２年生、３年生と細かく指定することができますので、不慣れな場合には受験が絡んでこない１・２年生だけ指導するというのもアリかもしれませんね。

また、高校生に教えるというのは内容ももちろんのこと難しい面が多くあると思いますので、小中学生だけを教えている家庭教師の方はたくさんいらっしゃるのかなと思います。

ただし、高校生の指導ですとより高い時給で働くことができるという可能性は十分ございますので、働きながら自分のスキルを高めていって将来的には高校生の指導も目指していくと、ご自身のキャリアアップの側面からも理想的なのではないでしょうか。

ちなみにこれは私見ですが、小中学生よりも高校生のほうが落ち着いていて授業はやりやすいです。小中学生だとどうしても落ち着きのないお子さんがいたりして、「これじゃ勉強どころじゃない！」なんてこともありました。

ですが多くは素直なお子さんたちだと思うので、あくまで参考程度に。