大学生におすすめの家庭教師。塾講師と比較

多くの大学生が学生時代にアルバイトを経験すると思います。カフェやレストラン、居酒屋など大学生に人気のアルバイトは多数ありますが、その中で大学生に人気のあるアルバイトが家庭教師と塾講師になります。

家庭教師と塾講師は他のアルバイトに比べて時給が高く、大学生に人気のあるアルバイトです。実際に私も学生時代には塾講師と家庭教師、ともにアルバイトを経験しました。

この記事では家庭教師と塾講師をともに経験した私が、それぞれのアルバイトのメリットとデメリットを説明したいと思います。

目次

家庭教師と塾講師のアルバイトを比較してみました

それではここから家庭教師と塾講師のアルバイトを比較してみたいと思います。まずは家庭教師と塾講師のそれぞれのメリットとデメリットを比較し、その後、私の経験からどちらがおすすめか説明したいと思います。

家庭教師のメリット・デメリット

メリット デメリット
・塾講師より時給が高い ・授業時間外の仕事は塾講師に比べて少ない ・生徒との関係性を築きやすい ・生徒宅への移動時間がかかる ・生徒が見つからない可能性もある ・授業後に保護者から相談されることもある
 

塾講師のメリット・デメリット

メリット デメリット
・塾講師仲間ができる ・教室長がいるので、保護者対応は必要ない ・生徒が絶えない ・教材は多い ・授業時間外の仕事が多い ・生徒と雑談がしづらい ・必要以上の授業数を提案しなければならない

以上が簡単な家庭教師と塾講師のメリット・デメリットになります。

私は家庭教師も塾講師も経験していますので、それらの経験からより具体的に説明したいと思います。

まず家庭教師に関しては、家庭教師のトライなどの会社は通しますが塾講師に比べて融通が効き、自由に働くことが出来ます。

何より他のアルバイトに比べて時給も高く、生徒が学校の定期テストで目標点を取れたり志望校に合格したときには、家庭教師としてのやりがいをとても感じます。

また家庭教師は授業後にご飯をもらったり、授業時間中もお菓子や飲み物を出してもらえることが多いので、生徒も塾に比べて気を楽にしながら勉強することができます。

デメリットとしては、家庭教師は1件1件生徒宅へ訪問しなければならないので、その移動時間がかかるということです。

もちろん移動時間中に読書などすれば自分のためになりますし、車を使って効率よく移動することも可能です。

また労働環境としてはバイト仲間がいないので、同期を作ることが出来ません。仕事は仕事で割り切っている人には特に関係はないかと思いますが、初めて教育関係の仕事をする場合には、同期という相談相手が欲しくはなります。家庭教師の場合は斡旋会社が相談に乗ってくれることが多いので、同期はいなくても安心して働くことが出来ます。

一方で、塾講師は大学生が多くバイトをしていますので同年代の仲間を作ることが出来ます。バイト終わりや休日には皆で遊びに行くこともよくあります。

また同年代ということもあり授業や生徒のことで相談しやすいというメリットもあります。

家庭教師に比べると時給は低いですが、教室に生徒が集まってきますので、移動時間がかからないというのは家庭教師に比べてもいい面です。

しかし一つの教室に多数の生徒と先生が集まって授業が行われますので、あまり自由はありません。

1コマ80〜90分の授業ですが、生徒はずっと集中力を保っているわけではありませんので休憩を取りたいのですが、周りにも生徒はいるため雑談などはあまり出来ません。

また塾講師は授業時間外の業務が多々あります。

夏期講習や冬期講習の前には講習中のカリキュラムを作る必要がありますし、授業の30分前を目安に出勤しなければいけませんが、塾講師は授業数が時給になりますので早く出勤しても給料は発生しません。

そのため、拘束時間の割に意外と稼げないというケースもあります。

家庭教師と塾講師は結局どっちがおすすめ?

ここまで家庭教師と塾講師の違いを説明してきました。家庭教師も塾講師もそれぞれメリットとデメリットがあります。

では結局どっちの方が大学生におすすめなのかというと、私は家庭教師をおすすめします。家庭教師のほうが働きやすさでも生徒との関係性の築き方の面でもおすすめします。

塾講師は教室での指導になりますので様々な制約が出てきますが、家庭教師は基本的に生徒宅での授業になりますので、適度に休憩を取るなど自由に指導が出来ます。

塾講師も家庭教師もまずは生徒との関係性を構築することから始まります。塾講師の場合、授業時間内はそこまで生徒と雑談が出来ず、また授業時間外で生徒と関わることは禁止されることが多いので、生徒との関係性を作るまで少し時間がかかります。

一方で家庭教師は生徒宅で授業を行えますので、周りを気にせずに生徒とコミュニケーションを取ることができます。もちろん授業で教科書やワークを進めることは第一ですが、それ以外にも生徒と学校や趣味のことで雑談をしたり、長い授業時間の場合は途中でお菓子を食べたりドリンクを飲みながら生徒と雑談をすることが出来るので、生徒との関係性を築きやすいです。

塾講師と家庭教師において、良い指導をするためには生徒との関係性が重要になります。生徒にとって憧れの先生、目指すべき姿の先生であると同時に、「この先生なら信頼できる!」と思われる必要があります。

そのためにも生徒との関係性・信頼関係を作る必要があることを考えると、家庭教師の方が人によってはやりがいを感じるかもしれません。

以上が家庭教師と塾講師を経験した私の意見になります。教育関係でアルバイトを検討している大学生はぜひ参考にして欲しいと思います。

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